上毛かるた

「上毛かるた」について

もういくつねるとお正月 お正月には凧あげて

こまをまわして遊びましょう はやく来い来い お正月

早いものです。12月の声を聴くとお正月の準備に入ります。

 

皆さんのふる里はどちらでしょうか。ふる里に郷土かるたはありますか。私のふる里は群馬県です。上州毛の国と呼ばれています。

「上毛かるた」を紹介いたします。1947年に作成され全国の郷土かるたの先駆けとなりました。

・つる舞うかたちの群馬県・・・群馬県の形は鶴が舞っているように見える

・力合わせる200万・・・県の人口は200万人、1947年は160万人でした。

・日本で最初の富岡製糸・・・富岡市に1872年日本で最初の製糸工場ができる。2014年6月に世界文化遺産に登録された。

・繭と生糸は日本一・絹織物の産地、ほとんどの農家では蚕を飼ってまゆを作っていた。

・伊香保温泉日本の名湯

・浅間のいたずら鬼の押し出し

・平和の使徒(つかい)新島襄・・・1843年安中出身神学者、1875年同志社大学創立

・水上谷川スキーと登山

小学生から高校生までかるた大会が毎年開かれています。郷土のことは「上毛かるた」で覚えました。 名所、旧跡、人物等々

・雷と空風義理人情

・白衣観音慈悲の御手

 

みんな幸せな笑顔《デイ・サービスから》

今年度に入り、2回お楽しみスイーツを開催しました。

普段、制限がかかっていたりして、なかなか食べられないケーキを堪能して頂きました。

思った以上に大きなケーキで、「食べられないわ~」と言われていた方もペロリと完食!

どの利用者様も満面の笑顔がこぼれていました。

 

 

 

お食事前の口腔体操の目的≪機能訓練指導員から≫

こんにちは グリーンロードの食事風景を紹介します。

皆様は「口腔体操」をご存じでしょうか?

 

人は40代から嚥下機能(飲み込む力)が低下してきます。

私達も「むせる」ことがありますね。

 

昼食前の機能訓練指導員による「口腔体操」も6年目になります。

楽しい時間を大切にメニューの紹介や深呼吸、ストレッチから始まります。

元気に声をそろえてグーパー手指体操、顔の表情筋体操、船漕ぎ体操、

大切な「舌の筋トレ」舌も筋肉!健康な身体のもとです。

そして有名な「パタカラ体操」を40回繰り返し声に出します。

楽しいおしゃべり、歌う、笑顔、これらは「嚥下機能の維持」に大切です。

 

お食事前には皆様で手を合わせて「いただきます。」

お食事をいただけること、「命の食材への感謝」「食事へ関わった全ての方に感謝」

今日も「ありがとうございます。」

毎朝の日課《介護課から》

起床のお時間になると入居者様の中で人気となる場所があります。

 

それは………

 

施設内、廊下の一番東側に位置するガラスドア前です ‼

 

ご年配の方のなかには朝太陽に向かって手を合わせる習慣があります。

『何をお願いしているんですか?』とおバカな質問をしたことがありましたが、返ってきた言葉は『ありがとう、ただそれだけだよ。』の一言。

朝起きて朝日に向かい日頃の感謝を伝える、それが日課となっています。

コレ、絶対気持ちいいですよね ‼(←単純 ⁉ 笑)

日々、入居者様からすると何気ない行動やお話ですが、間近で見たり聞いたりすることで心に刺さる事が沢山あります。

私、人生の大先輩のお話をもっと聞いてみようと思います。

そして良いなと思ったことはドンドン真似してみようと思います!

敬老の日に寄せて~昔語り

昨年来、新型コロナ感染症予防の見地から、ご利用者さまとご家族のオンライン面会を実施しており、日々そのお手伝いをさせていただいております。ご利用者さまがご家族にご自身の「思い出」をお話になるお姿は、とても楽しそうに見えます。

当施設のご利用者さまの中には80歳を越えていらっしゃる方もたくさんおられます。今年2021年は終戦から76年目。かつて歴史の授業で「知識」として習った戦争をその身で体験なさった方々が、自分の身近におられるのだと気が付いたとき、ご利用者さまお一人お一人の「思い出」が「歴史」として紡がれていることに、しみじみと感動いたしました。50歳を越えた自分が、たとえば30年前の出来事であってもその実感を伴って思い出すことを考えれば、ご利用者さまも、ご自身の「思い出」をご自身の生きた人生として、大切にご家族に語っておられるのだと思います。

 

ところで、日本の古典文学の中に「歴史物語」というジャンルがあり、その代表的な作品に「大鏡」と呼ばれる物語があります。平安時代のはじめ(「鳴くよ鶯平安京」なんて年代語呂合わせを覚えた方もいらっしゃいますよね?)から同時代の有力貴族藤原道長の権勢盛んな時代(だいたい西暦1000年ごろ)までの貴族社会のさまざまな出来事を綴った作品です。この作品に限らず、「歴史物語」の中には題名に『鏡』を冠するものがいくつかあります(「ダイコンミズマシ」といった語呂でその作品群を覚えた方もおられるのではないでしょうか)が、この意味は、これらの作品を読むと読者の知らない「歴史」を見てとることができる、いわば「昔を映し出す鏡」ということのようです。そういえば、少し前にヒットした「ハリーポッター」というシリーズものの洋画の一場面で、主人公の少年が通う魔法学校の校長先生が、水を張った盆を鏡のようにして自身の記憶を映し出すシーンがありました。自分の知らない「歴史」を目の当たりにしたいという思いは、洋の東西を問わず、人間の基本的な欲求なのかもしれません。

ただ、この「大鏡」の魅力は、「歴史」を見てとるということだけにはとどまりません。この作品は、190歳の大宅世継と180歳の夏山繁樹という二人の超高齢者がある寺の説法会で出会い、交わし始めた思い出話=「昔語り」を、物語の作者が聞き取るという体裁になっています。また、二人の老人の会話のやりとりに、時に30歳ぐらいの侍が割って入って、話題の出来事の裏事情を問いかけ、それに二大長老が答えるといった場面もあります。つまり、二大長老が自身の人生で直接見聞きした経験を語り伝えているわけで、読者には、単なる過去の知識ということ以上に、現実味を伴って受け取ることができるしかけになっています。教科書を読むように一方通行的に知識を受け取るのとは異なり、出来事に関わる一人一人の人間の人生が紡がれて、生きた「歴史」が出来上がっていく様子を感じ取ることができるところに、この「大鏡」という作品の魅力があると、私は思います。

 

さて、この「昔語り」は、実は現代にもいたるところにあります。オンライン面会も含めて、当施設のご利用者が日々ご家族や私たち職員に語り掛けてくださる様々な「思い出」のお話が、まさにそれです。こういったお話=「昔語り」を聞かせていただく中で、ご利用者の方々お一人お一人が生きてこられた時間に思いを馳せ、自分の人生の時間を重ね合わると、今この瞬間にも「歴史」が、生き生きと紡がれていることを実感します。生きた方々の体験の分だけさまざまな人生があり、その数が多いほど人の世が豊かであることの証になる……ご高齢の方々を敬うべき根拠もここにあると思います。

昨年から続く新型コロナの世界的な流行も、いずれ歴史の教科書に数行にまとめられて記載されることでしょう。巷で簡単に語られてきた様々な歴史的な「知識」と同じです。しかし、そんな「知識」一つ一つの深層には、その時に生きた人間の一人一人の人生の豊かな時間があるわけです。ご利用者お一人お一人の「昔語り」をお聞かせいただくことは、その豊かさに触れることです。こういったことも高齢者介護施設で働くことの魅力の一つなのではないでしょうか。(鴨脚浮瀬)